2012年03月01日

電子書籍を出版するプチ起業の可能性

個人が単独で行うプチ起業では、できるだけ商プロセスに自分が絡まないようなことを選ぶことが大事です。

それで、以前から注目しているのが電子書籍の出版です。
「ブログで書いている記事を集めたら本ができる」これを編集して本にまとめ、電子書籍で売ったなら・・・。イケそうなシナリオです。

私は紙の本は幸いにも出版することができました。その紙の本は重版されることなくもう書店に並ばない絶版になりましたがまだ電子書籍は出回っています。
紙の本は自費出版と、出版会社からの要請による企画出版の二種があります。
私の最初の本は自費出版。当の出版社では別な呼び方をしていました。出版社では「自費出版は全国の書店には配布しません。でもコレはします」と言っていて、実際その通り日本全国の50から60店くらいの書店と、図書館に配布されました。しかしこの出版をするために私がファミリーカーが買えるくらいのお金を払いました。
印税は1万円くらいでした。今思うとアホらしかったです。
当時はそれでも夢を持って・・・(やめときゃ良かったか?)出版に踏み切りました。

二度目は企画出版で出版費用はゼロの上に軽トラが買えるぐらいの印税をいただきました。しかし企画出版はハードルが高くて滅多に出版できません。

そういうことで、次回出版するのであれば電子出版だと考えています。
電子出版もブログも、作品をネット上に置いてお客様に読んでいただけるかどうかがキーになることにはかわりありません。

それではブログと本の違いはどこにあるのでしょう?

1.本は筋が通っている
ブログは基本は日記なので、毎日思いついたアイデアや事実を列挙していけばOKです。
逆にブログの最初の記事から最後の記事まで首尾一貫して書いているのは稀です。
だから本を出すには、ブログで書いた記事を下書きとし、筋を通して全体を編集することが要ると思います。あえてブログ記事のまんまの方が新鮮なこともあるかもですが、この方が書く技術のハードルは高くなるでしょう。

2.本は書いた事の裏をとっておく
ブログの場合は「○○だと思います」という表現でOKです。
でも本にする場合は、こんな「・・・思います」「・・・ではないでしょうか」では基本ダメです。つまり内容の信憑性がそんな表現を使ったがためにグッと下がるからです。
ブログは記事の一部に読者の参考になるものがあれば読まれますが、本の場合は内容の多くが読者を満足させられないと駄本になります。
だから「・・・です」と書くのです。それにはその書いたことが本当だという裏を確かめておく必要があります。

3.すらすら読めない本はダメ
本を出版する前は、前述の私の自費?出版の場合も、担当の編集者が着いて、冗長な表現や舌足らずを直しました。誤字脱字は直しがアタリマエです。
ブログは日記なので、編集せず書いたらそのまま投稿でもOK。
もし出版を画策するなら、ブログも投稿前に何回か自分で編集した方がいいです。

4.本はストーリーのメリハリが大事
これも編集者に言われてかなり直しましたが、起承転結などのような全体のストーリーラインがはっきりしていることを求められます。
ブログは日記なので、そんなことお構いなしに書いていくから、「ブログ記事が本の下書き」としても、かなり書き直しが要るでしょう。
ブログで書いたことを頭に入れて、最初から全部書き直して、やっと本の下書きができる感じです。

5.本はボリュームも大事
単行本では一冊200から300ページくらい。少なくても150ページは要るでしょう。
電子出版の場合はもっとページ数が少ないものも見ますが、本としての相場ページ数があるようです。

出版はこのようにブログを書くだけに比べてかなりやることが多くて大変ですが、一旦出版してしまえば販売や発送、集金など、商プロセスに自分が介在しないでも、他がやってくれます。だからどんなに売れても自分は販売のために忙しくはなりません。。
それにネット上から本が多量に売れる時代ですから、自分で紙の本を出版し、アフィリエイトで売れば、印税とアフィリエイト報酬の2つを手に入れられます。

私は本とブログとを比較して、ブログに力を入れています。
その理由は・・・
ブログは発展途上の事柄をどんどん記事にして書いていけるところが何とも魅力的だからです。
書いた記事は後々に書き換えることも簡単にできるし、そもそも日記なので「当時はそう考えていたけど、今の考え方は違うものになった」は平気で許されます。

しかし本はそういうわけにはいきません。
本を書くということは、その時点で主張を確定させなくては書けません。
なので本を書いた後は「書いた通りです」と自分の頭もそう刷り込まれる感じがします。

私の本は単身赴任のノウハウを書いたものです。これを書いたとき、単身赴任生活がリストラで終わった時でした。なので私の単身赴任生活が終わったから「完成品」として本が書けましたが、もしそのまま単身赴任生活が続行されていたら・・・
「本に書いた事とは違ってきたぞ・・・」などと思うことも出てきたでしょう。
これはあまり著者として気持ちの良いものではありません。

私の著作(電子書籍)は以下です。

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posted by 大庭夏男 at 14:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 出版ビジネス | 更新情報をチェックする
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