2016年05月04日

ロングテールが可能になった、紙の本出版後の電子書籍販売

当ブログ管理人「大庭夏男」はかつて「失敗しない単身赴任マニュアル100」という本をPHP研究所から出版させていただきました。
今日の話は「紙の本は初期の印税一発だけど、電子書籍は細く長く印税が伸びるようだ」ということです。

上述の紙の本を出版後・・・
本屋さんに行くと、果たして私の著書は見当たりません。次にもう少し大きな書店に行きましたが、やっぱり棚にありません。意地になっていちばんデカイ書店に行ったら、やっと一冊だけ本棚に並んでいるのを発見しました。それ以来、どこの本屋でも一冊も見かけたことが無いまま1年経ち「大庭さん、残念ながら第二版は出せる売り上げにならなくて・・・」と出版社から連絡があり、2年後には「在庫はすべて処分ということになりまして・・・」と、また連絡がありました。

全国で5千部の出版規模の本は、そんな運命になるのかも?
しかし幸い手に取ってお買い上げいただいたお方からの書評がネットに掲載さてたのを見つけ「やっぱり読んでくれた人もあったのだ」と嬉しい気持ちにもなりました。しかも出版社からの印税は私にとっては高額なもので、軽トラック1台が買える程度もいただきました。

その後に出版社の別の担当者から電話があり「大庭さんの本を電子書籍でも出版契約できますが、どうしますか?」と聞かれたので、電子書籍でも出版させていただきました。ところが紙の本に比べて電子書籍は値段が安く、しかも印税は1つダウンロードされたら100円ちょっとというものです。

一昨年の電子書籍の印税は6千円程度。
私はこの後はもっと売り上げが減ることを予想して、もはや「失敗しない単身赴任マニュアル100」出版プロジェクトはおしまいだと思いました。
しかし昨年、出版社から送られてきた印税の支払い通知は8千円に増えていました。つまり紙の本はすぐに売れなくなって絶滅しましたが、電子書籍版はむしろ最近売り上げが増えているようなのです。

私は試しに、この「失敗しない単身赴任マニュアル100」をブログで宣伝してみようかと思います。そうしたらもう少し印税が増える(と言ってもせいぜい年1万円程度の印税でしょうけど)かも??

私が思うに、全国5千部程度の出版部数ではあまたある書店に豊富に並ぶわけもなく、たまたま立ち寄ったお客が運よく私の本を見つけて手にとる確率はゼロに等しかったのだと思います。

一方、電子書籍は検索にヒットするか、たまたま私のブログに貼りつけてある宣伝広告を読めば書籍販売サイトからすぐダウンロード可能だから、ニーズがある限り、内容が陳腐にならない限り、日本の会社が単身赴任者を送り出し続ける限り、多分今年もお買い上げいただく方々があると思います。

そういうことなので、出版は電子書籍にターゲットをあてて、長く古くならないようなことを書くと良さそうだと思います。

ただ出版社の人は「紙の本はね、名刺代わりになるんですよ」と言っていました。本を世に出すということはそのようなことらしいです。
でも私は一回も名刺の代わりに「私は大庭夏男と申します」と言いながら本を差し出したことはありません。だって一冊でも値段は1500円以上もしたから、名刺にするには高すぎたからです。


失敗しない単身赴任マニュアル100【電子書籍】[ 大庭夏男 ]


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posted by 大庭夏男 at 14:47| Comment(0) | TrackBack(0) | プチ起業のイメージ | 更新情報をチェックする
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