2016年04月19日

デパ地下に、プチ起業の商機がある

私の妻はデパ地下食料品売り場の販売員。
でもデパートの正社員やパートではなく、時間単位で販売作業を請け負っている個人事業主。なので「請負販売業」として税務署に開業届を出している個人事業主。自営業者なのです。

こんな仕事を妻が拾ってきたのは偶然でした。
同業者の年輩女性から「この仕事あんたもやらない?」と意向を尋ねられたことから話が進んでいきました。

デパ地下には常時開設している販売の他に「○○物産展」とかいうご当地グルメを期間限定で売る場所があります。ここに全国各地の業者が入れ替わり立ち代わり現れて1週間づつ交代で販売し、デパートはその場所代を徴収します。

販売員は業者自身なのですが、手伝いも必要です。全部業者一人でできません。しかし業者はその都度誰かを臨時で連れて来るのも難しいので、デパートでは販売訓練を受けた、そのデパートの販売事情に詳しい人のリストを持っています。業者はそのリストを見て、良さそうな人に電話して「来週一週間ウチの店で売ってくれない?」などと交渉し、話がまとまったら、その業者と直接取引でデパ地下の指定の場所で販売作業をする、という請負の販売員の仕事が存在しています。私の住む地方都市のAデパートもBデパートも同様でした。

私の妻はその仕事を始めて4年目で、今では「売れっ子」になってしまっています。自給は学生アルバイトと同じぐらいの薄給ですが、プチ起業の妻としてはそんなことより楽しいかどうかが重要なようで、売れっ子として業者の間で知名度が上がったことにとても誇りを感じているようで、最近は家庭内地位は完全に私より妻の方が上です。困ったものです。

ただプチ起業のお約束で、稼いだお金は全額妻の自由にするためのお金であって、私と夫婦二人で海外旅行に行く際に旅費を折半すること以外は、完全に妻所有のお金であるため、私は絶対にタッチできません。

デパ地下では食品を販売するため、ときどきアドバイザーの資格を持った人も現れます。
妻もそれを狙い、更に同業者より勝るため?既に持っている栄養士の資格を管理栄養士や食生活アドバイザーに昇格させるための受験準備も開始していMす。ゆくゆくは業務範囲をデパ地下のみならずレストランにも広げる様子をも示しています。

一方、このプチ起業は私の電子作家?プチ起業よりも収入が多いので確定申告も帳簿つけの仕事が多量に出ます。その帳簿つけは夫である私が引き受けているのですが、どうも妻は私が好きでその仕事を勝手にやっている、あるいは家事として主夫である私が当然やっている、と間違って理解しているようです。いくら説明しても直りません。本当に困ったものです。

妻のこうした「行き過ぎたプチ起業」を私が文句も言わないで応援し続けている最大の理由は・・・

プチ起業したデパ地下販売員の仕事に妻が出かけてしまっている間は、私は家で誰にも何も言われない、静かで心地よい最高の時間を過ごすことができるからなのです。

やっぱり「妻は元気で留守がいい」とは本当です!

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posted by 大庭夏男 at 15:01| Comment(0) | TrackBack(0) | サービス業 | 更新情報をチェックする

2013年07月21日

「ブログ飯」は二度おいしくて、身につく本

染谷昌利氏の書いた「ブログ飯」という本が今年の6月に出版されました。
この本は、ブログを書いて、そこに貼られたアフィリエイト広告から収入を得て家族に飯を食べさせる、というプロブロガーをめざすにはどうしたらよいのか、染谷氏の実勢経験から得られたノウハウが丁寧に綴られた本だと、読んでみて分かりました。



私はプロこそめざしてはいませんが、できることならブログで飯が食える一歩か二歩手前ぐらいまでは行きたいなぁ、と夢見ているのでこの本はとても参考になります。

読んでみて一番参考になる“ありがたいところ”は、ブログをどのように“書いたらよいのか”という書く視点に立って綴られているところです。ブログを“読まれるブログ”にするためには、記事を書くということはベースになりますが、売られている多くのブログ本はどちらかと言うとブログ構築のテクニカルな内容に重きを置いているような感じがする中、染谷氏の「ブログ飯」は、どうやってネタを見つけるか、どうやって読んでもらえる文章を書くか、どうやってブログを続けるか、こういう他の本には薄くしか書いていないことが厚く書いてあるという点が、ありがたいところです。

さらに、この「ブログ飯」を読んでいくと「ああ!こんなふうに書いたらいいのか!」という“書き方”のよい例が分かってきます。それは「ブログ飯」の本に書いてある文章そのものです。ブログ飯の文章の書き方は、分かり易くてスラスラ読めて、つい熱中して呼んでしまう“うまい文章そのもの”でできています。

この染谷氏の「ブログ飯」に書いてある文章と、私のブログや本の文章を思い起こして比べてみると「そうだったのか・・・」といくつもヒントが思い当たります。例えば・・・
ブログ飯の本に書かれた文章は、読みやすくて丁寧な表現で書かれていますが、ところどころに“乱れ”が織り込んであるように見えます。ですます調で書かれた基本構成のところどころに「・・・だ」と断定調の個所や「・・・ですね」というインフォーマルな表現があるのが分かります。よく読んでいくとこのところどころにある文章の乱れがメリハリをつけて読み手を文章に引き付けるようになっているのではないか!と思えてくるのです。

国語の授業で習う文章の書き方は「『です・ます』で書き始めた文章に『だ・である』の表現を混ぜこぜにしてはダメですよ」となっているのですが、人を惹きつけるブログの文章はそこを上手に逸脱させた方が読みやすくて、読むことに没頭させられる、のかも知れません。

この本を読んでみて、そう思いました。だから書かれた本の内容自体と、文章そのものがブログの書き方の例になっている、という一冊買って二度おいしい本、になっているのだと思います。
タグ:ブログ飯

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posted by 大庭夏男 at 11:26| Comment(0) | TrackBack(0) | ネットビジネス | 更新情報をチェックする

2013年01月08日

企画出版 vs 自費出版 その違い

本日(2013年1月のある日)出版についての著者と編集者のやるべきことが全部終わりました。
これから私が書いた本(単身赴任についての実用書)は印刷されて、2月には全国の書店に並ぶ予定だそうです。

今までのことを忘れないうちに、かつてやった自費出版の場合と比較してメモしておきたいと思います。

<企画出版の編集と校正作業は、自費出版の場合よりかなり綿密>
今日、最終の校正確認を終えました。
最終校正作業は、出版社からゲラが宅配便で送られてきて、それを私と編集責任者の二人で同じコピーを見ながら、編集責任者の問いに著者である私が答えれば済むものです。
「○ページ、△行目の「である」は「です」で良いか?」というような調子で、本全体のセンスを最終見直しするものです。
もう今回の前に合計4回の校正作業を行い、相当文章は見直しされているのですが、今日も数件の変更がありました。でも前回は20件くらいの変更があったからかなりツブせたのでしょう。
自費出版の校正作業は全部で2回だったと思います。それに比べるとすごく念入りに校正するという印象です。

<企画出版では、内容以外のタイトル、項目見出し、表紙デザインなどは出版社一任>
自費出版で出した本は、カバーのデザインイメージや表題などは全部私が決めましたが、今回の企画出版では私の出る幕はここにはほとんどありません。
ほぼ決ったものについて「これで行くがどう思うか」と意見を聞かれただけです。
しかしカバーや表題は、いかにそれで本に人を引き付けるかにかかっているから、出版のプロに任せてしまった方が良いと、私はこれらについては最初から出版社一任に何も疑問がありませんでした。
表題だけでなく、もくじの見出しも「キャッチーなものにするため・・・」と今日も一部変更がありましたが、私は変更するのに異存ありませんでした。
企画出版で書く場合、著者の立場はどうも「内容そのもの」だけにかかっていると見た方が良いのでしょう。

<自費出版ではペンネームでの出版を断られた>
今回は「大庭夏男」というペンネームで出します。
以前の自費出版でも本名でなくペンネームを使いたかったのですが、なぜか「本名で出してください」と強く言われました。
それが今回の企画出版では「どちらでも出版社としてはこだわりません」という回答でした。この違いの理由はよく分かりません。

<企画出版では「出版契約」がない?>
意外だったのは、今回の企画出版で本を出すにあたり、「出版契約書」を書いていないことです。前回の自費出版ではしっかり書いて、後で立派な表紙が付いた契約書を郵送してきました。
私はとにかく、私がお金を出すことなく本が出版されれば大体良かったので、契約書にはこだわりませんでした。それより早く出す方を優先させて印税の話は一度も私の方から口にしませんでした。
でも印税を振り込む口座番号の問い合わせはありましたので、きっとそのうち振り込まれるのでしょう。
私としてはこのようにアバウトな方が性に合います。

<印税収入は企画出版が圧倒的に大きい?>
その印税は本の定価の10%だそうです。しかも初版部数で払ってくれるらしく、売れようが売れまいが払ってくれると言っていました。
いつ払われるのか、第二刷が出たらどうなるか、などはよく分かりません。私も聞きませんでしたし「成る様に成る」と考えています。
本にはイラストが入りましたので、イラストレーターにも多少の印税を払うことになるかもしれない、とも言われておりますが、それはそれで構わないです。
何もかもが分かりませんが、私はこれで十分です。
融通が利くように振舞っています。
所詮印税があったとしても、それでメシを食うわけではありません。
それより、次の出版の声がかからないか!と、次をもう期待しております。

はたして発売後のインパクトは・・・

前回の自費出版は全部で千部出しましたが、最終的に売れたのはその8割ぐらいのようです。さらに全国の図書館などに配布されたと聞いていますから、買っていただいた方々はあまりいないと思います。
それでも発売後は新聞社からインタビューを受けて紙面に載りました。
それなりのインパクトがあったのです。
そのような発売後現象は今回何かあるのかどうか?
それが興味あるところです。
何も無いかもしれないですが、当ブログなどに使っているハンドルネームと同じペンネームの「大庭夏男」で出版するので、ブログのアクセス数に変化がないものかと思ったりもしています。

<後日談>
期待したPHP研究所からの企画出版でしたが、2年後にはすべて書店から消え去り今(2016年)では電子書籍版だけが販売されている状況です。消えた理由は完売したからではありません。たいへん多くの本は売られるKとなく廃棄処分になったようです。自費出版では販売が8割だと書きましたが、多分実際の販売部数はそれを下回ってしまったのではなかろうかと想像します。

出版してブログのアクセス数の変化も観察していましたが、明らかに上がったような事実はありませんでした。つまり出版して大庭夏男の名前が有名になったという事実はありませんでした。

しかしPHP研究所という有名な会社から要請を受けて本を自分で書いて世に出したという勲章的な記憶ができましたから、大庭夏男としてはたいへん喜んでいます。もうこのような機会は二度と無いでしょう。

その本(電子書籍)です。
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posted by 大庭夏男 at 17:36| Comment(0) | TrackBack(1) | 出版ビジネス | 更新情報をチェックする